こんにちは。
今日も皆さんの「健やかで楽しい毎日」へのお手伝いをしております神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。
もしあなたに高齢の親御さんがいるならこの夏を無事に乗り切ってくれるか心配ですよね？
今まで度々お話してきた熱中症ですが、お盆明けの先日
「うちの母が熱中症にかかってしまって…」
という方が３人もいました。ここで重要なのは熱中症にかかった「場所」が３人とも同じだったのです。
その場所とは「キッチン」です。
そんなことがありましたので、今回は注意喚起の意味からキッチンでおこる熱中症とその対策についてお話します。
まずキッチンの環境は家によって全く違います。
・換気がしやすく・大きな換気扇があり・エアコンまである
そんなキッチンであればリスクは限りなく低いと思います。しかし実際は「空気がこもるキッチンの形状」だったり「換気扇が小さい」場合も多いと思います。キッチンにエアコンが着いている家もけして多くはないでしょう。
つまり「換気扇さえ回していれば良い」ということではないのです。環境次第で全く話が変わってきます。あなたのお母さんがいつも炊事をしている場所はどんな環境ですか？考えてみてください。
「あ～確かに熱気こもりやすそうやわ。あのキッチン」
そう思ったなら注意が必要です。
年配の方は、たとえ軽い熱中症で回復に時間がかかる場合があります。
その間に体を動かすことが極端に減ってしまい→筋力・体力が落ち→疲れやすくなるので運動がおっくうになる→ますます体力が落ちていく。という負のサイクルになりかねません。
３つの対処法
①思い切ってキッチンの環境を変えてあげる
エアコンを着けたり、換気扇を大きくしたり。ですがこれは時間も費用もかかるのであまり現実的ではありません。
今すぐにでも取り組めるのは以下の２つ
②火をつかう時間、キッチンに立つ時間を減らす
できるだけ電子レンジで下ごしらえをする。あるいは特に熱中症が発生しやすい昼間(昼食)は作り置きか総菜を用意してあげる。(つまり一番危険な時間帯にキッチンに立たないようにする)
③炊事中は首に保冷剤や小さな氷のうを巻いておく。扇風機をもってくる。
よくある小さな保冷剤を２つほど手ぬぐいに巻き込み首すじに当てておきましょう。合わせてエアコンの効いた部屋からキッチンに風が入るように扇風機を設置するのも効果的です。
今日からでも取り組めます。
あなたのお母さんがこの夏を無事に乗り切れるよう今回ご紹介した対処法を伝えてあげてください。
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やみくもに痛い場所をマッサージしたり温めたりする方法では残念ながら体は変わってくれません。一般の保険診療ではなかなか良くならないような頑固な痛み、症状をお持ちの方は是非一度ご相談ください。
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