神戸市垂水区 okada鍼灸整骨院の「健やかブログ」

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タバコやお酒よりも有害??世界が注目する「座りすぎ」の健康被害

 

お花見シーズン到来ですね。

 

2019年、関西の桜開花予想は3月27日なので今週末はお花見予定のかたがたくさんいるのではなでしょうか?

 

こんにちは!

okada鍼灸整骨院の岡田です。

 

さて、今日は読むひとによっては少しだけ「恐~い」お話になるかもしれませんが

 

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デスクワークなどの「座りすぎ」がいかに健康にとって良くないのか、という事実と座り方の注意点を動画でご紹介していきます。

 

「あぁ~最近めっきり運動不足やな~。仕事もデスクワークやし…」

 

座りっぱなしが体に良くないことは誰でもご存知だと思いますが、実はその健康被害は皆さんが想像するよりも「はるかに」高いことが最新の研究で分かってきたのです。

 

また、座りすぎはデスクワークに限ったものではなく、一見関係なさそうなお仕事でも注意が必要です。

 

 

誰だって健康で長生きしたいですよね。

 

「健康寿命」を考えるなら今日の内容は一度は読んでおいて欲しい大切なお話です。今回の記事を参考に、ぜひ一度ご自分が普段どれくらい座っているのかを見直してみてください。

 

 

マジか…。タバコ・お酒より健康被害が大きいと世界中が注目、それが「座りすぎ」

 

「座りすぎの健康被害」が世界で問題視されるようになってきたのは2000年以降のこと。はじめは肥満や糖尿病など生活習慣病の予防が目的でした。

 

しかし調査が進むにつれ、その健康被害は予想を大きく上回り

・高血圧

・脳梗塞

・心筋梗塞

・がん

などの病気を誘発させ、さらには死亡リスクまで上げてしまうことが分かってきました。(成人で座っている時間が平均4時間のひとに比べると、8~11時間のひとで15%、11時間以上だと40%も死亡リスクが高まります。こ、恐い…)

 

この深刻な事実から2015年には国際会議まで開かれ、各国で研究と対策がさかんに行われています。

 

イギリスは世界一早く座りすぎのガイドラインを作成し、オーストラリアでは国をあげて「座る時間はできるだけ短くしましょう」という趣旨のTVコマーシャルを作り国民への注意喚起をうながしています。

 

「Sitting is the New Smoking」

 

つまり座りすぎることは新しい喫煙(健康被害)だということで、タバコやアルコールよりも危険視されているのです。

 

日本はやや遅れ気味ですが、早稲田大学でも研究が続けられ、NHK「クローズアップ現代」「あさイチ」日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTV番組の影響でこの分野に関心が集まってきています。

 

 

座りすぎがなぜ体に悪いのか?

 

ものすごく簡単に言ってしまえば「足を使わないから」です。

 

体全体の筋力の70%が足(太もも~足先まで)に集中しており、筋肉というのは体の血流や代謝をうながすという大切な働きがあります。

 

座りすぎる→足を使わない→体の70%の筋力を使わない→血流・代謝が低下する→それが積み重なり健康被害のリスクが高まる

 

ということです。

 

昔から「老化は足からはじまる」と言われますが正にその通り。座りすぎが死亡リスクまで高めてしまうのですから。

 

 

「それじゃあウォーキングとかして足を使う運動すればいいんじゃないの?」

 

きっとそう思うかたもいることでしょう。

 

しかし残念ながら先ほどの死亡リスクの場合、WHOがすすめている「1日30分。週五日のウォーキング」をしても相殺できないとされています。

 

とにかく少しでも座っている時間を短くする必要があるわけです。

 

 

■ 世界一「座る時間」が長い日本人

 

実は日本人は世界一「座っているのが長い人種」だということがシドニー大学の「世界20か国における平日の総座位時間」という調査で明らかとなりました。

 

その結果によると20か国の座っている時間の平均が5時間なのに比べ、日本人は7時間。サウジアラビアと並んで世界一なのだそうです。(日本の調査では日本人は平均約9時間)

 

つまり私たちは座りすぎを一番気をつけないといけない国民だということ。

 

そして先ほどあげた病気では「血液循環」にまつわるものが多かったことから、普段から長く座っていて、かつ循環器(心臓や血管)の持病をもっているかたが特に注意しなければならないのです。

 

 

座りすぎへの対処法

 

そもそも座りすぎとはどれくらいの時間のことを言うのでしょうか。

 

まだ調査・研究段階のようですが、今のところ一日の平均座位時間の合計が8時間を超えてくると健康被害の可能性がでてくると指摘されています。

 

座っているのは何もお仕事中(デスクワーク)だけではありません。食事中や移動中、自宅でくつろいでいる時もふくまれるのです。

 

そして一度に継続してどのくらい座っているのかも重要です。続けて座っても良い時間とされているのは何と「30分」。少し長くても1時間に1回は立ち上がって歩いた方が良いのです。

 

以上のことから

 

・まずは普段自分の座っている時間をざっくりとでも見直してみる。

・明らかに8時間以上なら少しでも短くするよう工夫する。

・一度に長く座らない。1時間に1回(5分間)、理想では30分に1回(3分間)立って歩きまわる。

 

という対処法が必要になります。くわえて血液循環が関係するので「水分をこまめにとる」のも良いでしょう。

 

しかし、どうしても長く座らなければならない…。そんな時もきっとあることでしょう。

 

そこで「座ったままできる」簡単な対処法を動画でご紹介します。

 

ぜひ最後までご覧いただき健康リスクの回避にお役立てください。

 


「座りすぎ」はタバコより有害?世界が注目するその健康被害。簡単な対処法

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

もちろん座りすぎが今日明日にでもいきなり健康リスクとなることはありません。

 

しかしもしあなたが「いつまでも健康でいたい」と思っているのなら、今回のお話は必ず覚えておいた方が良いでしょう。もしかしたらそのうち日本も本腰を入れて、コマーシャルなどで注意喚起を始めるかもしれませんね。

 

 

 今日はちょっと恐い「実は…」なお話でした。

 

それではまた近々。

 

  

監修:柔道整復師・鍼灸師  岡田英士

 

 

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