「先生聞いてよぉ~。うちの母何回言っても全然エアコン使ってくれないのよ~」
こんにちは。いつもブログをご覧になり本当にありがとうございます。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。
今年は熱中症で搬送される高齢者が激増!
冒頭のセリフは80代女性の患者さんと一緒に来られた娘さんの一言です。なかなか身内の助言って聞いてくれないんですよね 笑
年配になってくるとなおさらです。
ですが、そんな娘さんの心配はまさに正論。
というのも65歳以上の方の熱中症は実に6割近くが「室内」で発生しています。これは0~64歳のそれと比べると2倍以上の割合です。
そして発生時間はお昼前後(11~13時台)が圧倒的に多いのが現状です。
高齢の方はただでさえ
・体力の衰えとともに体温調節の能力も低くなっている
・のどの渇き、暑さが感じにくくなっている
・脱水症になりやすい
という身体的特徴があります。
また
・電気代を気にしてエアコンを使わない
・エアコンの冷気が苦手だから使わない
という方も沢山いるでしょう。
そこで今回はあなたの大切な親御さんを熱中症から守るための対処法をご紹介します。
【その① 環境の工夫】
夏の室温の上昇は窓からの入る熱の影響が6割以上あると言われています。
ですので
・すだれ・遮熱カーテン
などを設置して外からの熱に対処しましょう。最近は窓のアルミサッシに簡単に取りつけれるすだれ遮熱シート用の金具がネットで手に入ります。種類もたくさんあるので窓の形状に合ったものが見付かるはずです。
こんなやつとか ↓
窓に直接貼れる「遮熱フィルム」などもあります。ですが個人的には「専門業者」にお願いするものならともかく「自分で貼る市販のもの」はおすすめしません。
※以前冬用の「断熱フィルム」に「効果の根拠がない」と消費者庁が措置命令を出した事例があります。かなり近い商品になるので個人的にはあまり信用していません。
【その② 室内(エアコン)の工夫】
エアコンの設定は一般的に28度が推奨されていますが、実際は室内環境や湿度に左右されます。あくまで目安なので注意が必要です。熱中症のリスクを考えれば室内温度は26度が理想的という意見もあります。
「冷気が苦手」という親御さんの場合は風向きを上にむけておき、扇風機の使用や窓をほんの少し開けておくなど工夫をしておきましょう。
また最初にお伝えしていたように「11~13時付近」が熱中症の発生頻度が高いわけですから「午前中はすずしいからエアコンいらないでしょ」は間違いです。エアコンを使用する時間は「親御さんに任せる」のではなくタイマー設定でこちら側が管理するようにしましょう。
「あなたの為を思って言ってるのに!」
親御さんがなかなか助言を聞いてくれず、やきもきすることも沢山あると思います。それでもやっぱり大好きなお母さんお父さんですよね。ずっと元気で長生きしてほしいはずです。
なかなかアドバイスを聞き入れてくれないなら、こちら側で「環境を変えてあげる」ことで熱中症のリスクは減らせるはずです。
是非できることから取り組んでみてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
垂水区のokada鍼灸整骨院は、一時の癒しやリラクゼーションではなく「真剣に今の体の現状を変えていきたい」そんな方の為の治療院です。
当院では「質の高い治療」を提供、維持するためにも交通事故・労災以外は自費診療。完全予約制とさせて頂いております。
やみくもに痛い場所をマッサージしたり温めたりする方法では残念ながら体は変わってくれません。一般の保険診療ではなかなか良くならないような頑固な痛み、症状をお持ちの方は是非一度ご相談ください。
okada鍼灸整骨院 : 神戸市垂水区高丸3丁目2-2
TEL 078-707-6755 注↓↓
施術に集中する為、留守番電話での対応が多くなっています。
お名前・お電話番号・「初めて電話した」旨などをご伝言ください。
施術料金
初回8000円(初診料3000円含む)
2回目以降 通常5000円 特別診療 8000円
診察時間
月・火・木・金 → 午前診 8:30~12:30 午後診 15:00~20:00
水・土 → 8:30~14:00
--------------------------------------